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技師のそそうで国宝銅剣に亀裂 島根・出雲市
このニュースのトピックス:歴史・考古学
島根県出雲市の古代出雲歴史博物館は18日、国史跡の荒神谷遺跡(同県斐川町)から出土した国宝の銅剣の現状調査中、誤って台座のふちに当て、長さ約4センチの亀裂ができたと発表した。
亀裂の拡大と腐食の進行を防ぐため、樹脂製の接着剤で応急処置したが、今後、文化庁の指示を受けて修復作業に取りかかる。
博物館によると、銅剣は長さ52センチで、厚さは2ミリ。刃のほぼ中央に約4センチにわたって弓形に入った。
財団法人元興寺文化財研究所(奈良市)の女性技師ら3人が15日に銅剣54本を写真撮影した際に、女性技師が撮影済みの銅剣1本を桐製台座にはめ込もうとしてふちに当てたという。
荒神谷遺跡では昭和59年に銅剣358本が出土。翌年には銅矛16本、銅鐸6個が見つかり、62年に遺跡が国史跡、平成10年に銅剣など青銅器類が国宝指定となった。
同博物館では銅剣358本などの現物を展示しているが、このトラブルで一部をレプリカに差し替えて展示している。

