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香川の青銅器、福岡で鋳造、九大調査で弥生の鋳型一致
このニュースのトピックス:歴史・考古学
香川県さぬき市の森広遺跡で明治時代に出土した巴形(ともえがた)銅器3点が、福岡県春日市の九州大筑紫地区遺跡群で平成10年に出土した弥生時代後期(2世紀)の石製の鋳型で鋳造されていたことが分かり、九州大埋蔵文化財調査室が17日、発表した。
同調査室によると、弥生時代の青銅器で鋳型と製品が一致した例は、銅鐸(どうたく)以外では初めて。祭祀(さいし)などに使われたと考えられる青銅器が、九州から四国へ運ばれていたことを示す物証と言える。同調査室の田尻義了学術研究員は「弥生時代の政治状況や経済交流が垣間見える貴重な発見だ」と話している。
また、3点の巴形銅器が鋳型と一致したことから、同じ鋳型で3回以上青銅器を鋳造したことが確認できた。