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【戯言戯画】橋下徹知事 公人?それとも私人?
このニュースのトピックス:橋下府政
タレント知事の例にもれず、大阪府の橋下徹知事も、さっそく数々の名言(迷言)を生んでいる。
その中でも、特に関心をひいたのが「公人と私人」にまつわる発言だ。かつて、横山ノック知事の時代にもとりざたされた古くて新しいテーマで、タレント知事にとっては、ある意味、永遠のテーマでかもしれない。
まずは、3月6日の府議会。過去にテレビで核武装発言をしたことについて問われ−
「私人としての立場での発言。府知事として公人についた以上は一切、そのような主張をすることはありませんし、とることもできません」
そして−
「私は大阪府知事で、24時間365日公人であり、私人としてのコメントは一切、申し上げません」
ところが26日になって、テレビ出演のギャラをめぐり、「公人ならばテレビ出演料を取るべきではない」と詰め寄られると−
「公人と私人の立場を併せ持っている」。報道陣の問いかけにも、「公人でもあり、私人の側面もある。特別職なので、公人と私人が併存する」と方向転換。
ちなみに、「公人」という言葉を広辞苑で引くと(1)公職にある人(2)おおやけの立場から見た個人−とある。一方、「私人」とは「公的な立場をはなれた一個人」。知事の言う「併存」は(1)の意味では無理。が、(2)の方なら不可能ではなさそうだ…。
それにしてもタレントのギャラがいったいいくらくらいなのか、庶民には知るよしもないが、ここは一つ、公人だの私人だの言わず、いさぎよく返上してみてもよかったのでは? もちろん、これは私人としての意見ですが…。 (井上雅雄)

