朽ち果てた壁と雑草が2300年以上もの時の流れを思わせるチャビンの主神殿の跡だ。神殿の地下の回廊には、当時の人々がおそれ、崇拝した「ランソン神」の神体(約5メートルの石柱)があり、多数の奉納品の祭祀(さいし)土器が出土している。ペルー各地から多くの巡礼者や観光客を集めた神殿も、近年の異常気象でいつ、浸水するなどして消滅するか分からない。