ペルー中部、標高3200メートルのアンデス山脈に眠るチャビン遺跡で、遺跡の石垣が雑草に覆われながら当時の面影を残している。紀元前15〜同3世紀に栄えた古代アンデス文明のルーツとみられ、1985年、世界遺産に登録された。だが、近年のペルー沖エルニーニョ現象や温暖化による氷河の融解が重なった場合、被害はこうした山の麓(ふもと)にも及ぶと危惧(きぐ)されている。