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【秋山仁のこんなところにも数学が!】(11)第9惑星とチチウス・ボーデの法則 (1/2ページ)
太陽の周りを回る惑星といえば、長らく“水金地火木土天海冥”の9つでした。ところが一昨年、「他の惑星に比べて小さい」という理由で、9番目の冥王星が準惑星に格下げされてしまいました。
その“空席になっていた9番目の惑星の座”を射止める未発見の惑星が、かなり高い確率で存在しそうだと、神戸大学の惑星科学研究センターが先月末に発表しました。
1770年前後に、惑星にまつわる有名な予測が発表されました。それは、惑星と太陽の距離に関する「チチウス・ボーデの法則」です。
当時発見されていた6つの惑星(水金地火木土)について、表のように、まず上段の左端を0、その右を3として、次々に2倍した数を書いて“補助数列”をつくります。それぞれの数に4を加えたのが中段の数列で、チチウス・ボーデの法則は、「太陽から地球までの距離を10としたとき、この中段の数が太陽から各惑星までの距離を与えている」というものです。下段の実測値と比べると確かに良い近似になっています。

