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【竹内薫の科学・時事放談】「きぼう」 日本人が参加する意味 (1/2ページ)

2008.3.22 07:29
このニュースのトピックス宇宙
日本実験棟「きぼう」のハッチが開く前、運用管制室で打ち合わせをする交信担当・山崎直子宇宙飛行士(左)=15日午前10時9分、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで(代表撮影)日本実験棟「きぼう」のハッチが開く前、運用管制室で打ち合わせをする交信担当・山崎直子宇宙飛行士(左)=15日午前10時9分、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで(代表撮影)

 連日のように、国際宇宙ステーションで活躍する土井隆雄さんのニュースが新聞やテレビをにぎわしている。そこで、今回は宇宙実験棟「きぼう」について、いろいろ調べてみた。

 まず、「きぼう」の格好だが、円筒形の船内実験室と船内保管室のほかに、船外に突き出た舞台のような船外プラットホームが主な部分になっている。なぜ船内部分が円筒形かといえば、それは潜水艦や飛行機が(基本的に)円筒形であるのと同じ理由による。内外の圧力差がある場合、四角い角は弱くて壊れる恐れがあるのだ(船内は約1気圧だが、船外はほとんど真空で約0気圧!)。

 次に、「きぼう」の大きさだが、船内保管室は直径も長さも4メートル強。船内実験室は直径が4メートル強、長さが11メートル強。船外プラットフォームは幅5メートル、長さ5・6メートル、高さ4メートルとなっている。イメージとしては、順に10畳、26畳、15畳といった感じだろうか。

 ちなみに、「きぼう」はアメリカから電力をもらい、ロボットアームはカナダが提供しているため、使用権の47%がアメリカ、3%がカナダに割り当てられている。実験棟のレンタル、というわけですな。

 さて、「きぼう」での実験だが、主に物理科学系、生命科学系、そして宇宙観測に分かれている。例えば、雪の結晶がどうやって成長するかを観察したり、重力がなくなると働き始める(あるいは働かなくなる)遺伝子を調べたり、われわれの銀河系の外をX線で詳細に写真撮影したりと、宇宙ステーションならではの実験・観測計画が予定されている。

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日本実験棟「きぼう」のハッチが開く前、運用管制室で打ち合わせをする交信担当・山崎直子宇宙飛行士(左)=15日午前10時9分、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで(代表撮影)
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