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真価問われる日本の宇宙活動 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:宇宙
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=渡辺浩生】米スペースシャトル「エンデバー」打ち上げ成功で、日本実験棟「きぼう」の第一便が、国際宇宙ステーション(ISS)へ旅立った。日本が米ロ、欧州と肩を並べて宇宙開発に取り組む恒久的な拠点となり、実験の成果は地上の技術進歩につながる。「きぼう」の真価が問われるのはこれからだ。
■翻弄された20年
「日本の有人宇宙活動の新たな時代の幕開けにふさわしい打ち上げ」
過去2回シャトルに搭乗し、ISS長期滞在を控える宇宙飛行士の若田光一さん(44)は、エンデバーを見上げながら語った。
ISS計画は、1984年1月の一般教書演説でレーガン大統領(当時)が表明。日本は85年に参加を決め、実験棟の開発に着手した。しかし、クリントン政権(93〜2001年)、ブッシュ現政権(01年〜)では計画の縮小・変更を重ねてきた。03年の「コロンビア」事故で、シャトル飛行も中断し計画は大幅に遅れた。
独自に輸送の手段を持たない日本は翻弄(ほんろう)され続け、「もう上がらないのではないか」と技術者らが不安になった時期もあった。