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日本初の有人宇宙施設誕生へ 4日目の船内保管室設置で
このニュースのトピックス:宇宙
土井隆雄さんの最重要任務は、日本実験棟「きぼう」の船内保管室を国際宇宙ステーション(ISS)に設置し、電源を入れて最初に入室すること。日本初の有人宇宙施設が誕生する歴史的な瞬間だ。
保管室の設置作業は飛行4日目。土井さんは、シャトルのロボットアームを操作して保管室を取り出し、ぶつけないように慎重に移動させてISSの結合部に取り付ける。高い精度が要求される難しい作業で、腕の見せ所だ。船外では2人の飛行士が協力し、作業は7時間以上に及ぶ。
5日目は保管室にISSの電気ケーブルを接続後、スイッチを入れて起動。室内の空気漏れがないか確認してからハッチを開き、宙に浮きながら入室する。
保管室には、5月に到着する船内実験室で使う実験用ラック(装置)などが収納されており、9日目までこれらの仕分けや設置作業をする。
多忙なスケジュールだが、休息時間には大好きな星を眺めたり、ブーメランを飛ばして無重力の影響を調べたりする予定だ。
持参したくし付きの焼き鳥やそば、うどんなどの日本食を「ほかのクルーと食べるのが楽しみ」。日本企業が開発した速乾性や防臭性に優れる「宇宙滞在服」の着心地を試すほか、政府要人との交信も予定されている。
飛行期間は、ISS建設のフライトとしては最長の約16日間。土井さんは搭乗員7人の中で最年長だが、「健康で常に訓練し、技能レベルを高く維持していれば年齢は関係ない」と、自信をみせている。