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祭祀用? 獣骨が多数出土、元岡遺跡群 福岡

2008.3.4 21:37
このニュースのトピックス歴史・考古学
元岡遺跡群で見つかった弥生時代のイノシシの下あごの骨=4日午後、福岡市西区元岡遺跡群で見つかった弥生時代のイノシシの下あごの骨=4日午後、福岡市西区

 福岡市教育委員会は4日、同市西区の元岡遺跡群で、弥生時代中後期(紀元前後〜3世紀ごろ)とみられるイノシシやシカ、イルカの骨と歯が50点以上出土したと発表した。

 ブタかイノシシの下あごの骨は7、8個まとまって1カ所から出土。祭祀(さいし)の場で食べたか神にささげたと推測され、弥生時代の祭祀を考える上で貴重な発見という。

 元岡遺跡群は魏志倭人伝に登場する伊都国の一部と考えられ、これまで小銅鐸(どうたく)や鏡、中国の貨幣のほか、大量の土器が出土。祭祀が300年以上行われていたとみられる。

 遺跡を4日視察した国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の西本豊弘教授(動物考古学)は「若い個体の骨や歯ばかりのため、自然のイノシシではなくブタを飼育し、儀礼に使ったのではないかと思う。元岡遺跡群が拠点的な集落だった証拠といえる」と話した。

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元岡遺跡群で見つかった弥生時代のイノシシの下あごの骨=4日午後、福岡市西区
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