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【温暖化生きもの異変】(12)漁獲急減のシャコ 犯人は水温? (2/4ページ)
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シャコが激減した理由について、神奈川県水産技術センターの田島良博主任研究員は、首をひねりながらもこう語る。
「冬場の水温が上がると、シャコの代謝活性が高まり、春の産卵期まで体力が温存されなくなって、そのことが幼生の生存力や大きさに影響を与えている可能性もありますが…」
ただし、今の段階ではあくまでも一般論。仮にシャコの減少に温暖化が関係しているとすれば、こうした可能性も考えられるという話だ。
昭和60年ごろは大型個体が多かった。平成16年になると大型は、全体の3分の1程度に減っている。小型化の傾向も気になるところだ。
東京湾の貧酸素化を指摘する声もある。海の表面温度が上昇して海中の水が混ざり合わなくなる結果、海底の酸素が不足してシャコが影響を受けた可能性もあるという。台風による真水の流入を挙げる漁業関係者もいるが、明確な原因は分かっていない。


