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「価値観崩壊追う」佐伯啓思氏らを表彰 正論大賞贈呈式
このニュースのトピックス:第23回正論大賞
第23回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の贈呈式が21日、東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂で行われ、大賞を受賞した京都大学教授の佐伯啓思氏(58)に、ブロンズ彫刻「飛翔」(御正進氏制作)と副賞100万円が日枝久フジサンケイグループ代表から贈られた。また、第8回「正論新風賞」を受賞した文芸評論家の新保祐司氏(54)に、ブロンズ彫刻「ソナチネ」(小堤良一氏制作)と副賞50万円が磯原裕ニッポン放送社長から贈られた。
「特別賞」を受賞した作詞家・作家の故阿久悠氏には、夫人の深田雄子さんに、賞金50万円が豊田皓フジテレビ社長から贈られた。
佐伯氏は「自分の一貫したテーマは、現代社会における規律と価値観の崩壊。日本が見苦しく、醜くなっているという感じが非常に強い」と執筆のモチーフを語り、新保氏は「国や歴史のささやきに、これからも耳を澄ませたい」と抱負を述べた。
正論大賞は「民主主義と自由を守り、発展させる」という「正論路線」の言論活動で傑出した個人や団体に贈られる。佐伯氏は、保守思想に立脚して「戦後民主主義」の欺瞞(ぎまん)を突き、米国中心のグローバリズムに警鐘を鳴らすなど、日本の精神的自立を説いた言論活動が評価された。
正論新風賞は21世紀の日本を担う新進気鋭の若手や躍進著しい言論人を表彰。新保氏は、日本人の心に占める音楽の重みを叙情豊かにつづり、時代批評にまで高めたことが受賞に結びついた。






