MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 文化 皇室学術アートブックス囲碁将棋写真RSS feed

【人、瞬間(ひととき)】あのとき 作家・宮本輝さん(60)(上) (2/3ページ)

2008.2.5 08:19
このニュースのトピックスメンタルヘルス
インタビューに応じる、作家の宮本輝さん=兵庫県伊丹市(友田享助撮影)インタビューに応じる、作家の宮本輝さん=兵庫県伊丹市(友田享助撮影)

 「これでは会社に行けない。取引先と打ち合わせもできない。会社員として失格だ。このまま廃人になるなら、少年時代から好きだった小説を書いてみよう」

 28歳の時、一世一代の決意で広告会社を退職し本格的に小説を書き始める。30歳になり、自身の幼少期の体験を描いた『泥の河』で太宰治賞、翌年には『螢川』で芥川賞を受賞し、作家としての地位を確立した。

 「生きることの意味は? 死とは?」。生と死を深く見つめざるを得なくなった発作こそが、「作家・宮本輝」を誕生させる大きなきっかけとなった。

 「発狂の恐怖は、初めての発作から10年間続きました。また、ふいに自殺してしまうんじゃないかという心配が常にあり、遮断機の下りた踏切には近づけなかったですね」

 『錦繍(きんしゅう)』を書いていた34歳のころ、発作はいよいよ激しくなった。知人から薦められた精神科医のカウンセリングを受け、自分の生い立ちや仕事のことなどを洗いざらい話した。

このニュースの写真

インタビューに応じる、作家の宮本輝さん=兵庫県伊丹市(友田享助撮影)
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。