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若狭湾に異変、熱帯系の魚介類水揚げ相次ぐ 西日本各地で同様の傾向 (1/2ページ)
京都府北部などの若狭湾で、最近5年間、これまで生息が確認されていなかった南洋系の海洋生物が定着したり、大量に定置網にかかるなどの異変が起きていることが京都府立海洋センター(宮津市)の調べで分かった。同センターは「京都の海も地球温暖化の影響を受けている裏付け」と分析している。西日本では大阪湾や周防灘などでも本来亜熱帯付近に生息する魚介類が見つかるケースが激増しており、関係者や専門家からは漁業への悪影響や生態系の変化などを危惧する声が出ている。
同センターによると、若狭湾では、平成14年に底引き網で太平洋やインド洋に分布するトゲシャコがかかり、定着が初確認された。2年前からは在来種のシャコより増え、水揚げの7割以上を占めるようになった。
またサンゴ礁の海に生息するイトヒキアジが、3年ほど前から毎年8月から12月にかけて定置網にかかるようになった。地元では従来、たまに定置網にかかるものは捨てていたが、最近は1つの定置網に5〜10匹まとまってとれることもあり、市場に卸している。



