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【断 井口優子】古い家は無価値か (2/2ページ)
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長野に住む両親所有の、築90年の大正時代の土蔵作りの家を壊すか改築するか迷って、やっと屋根瓦・前壁・補強を今月手掛けたと話すと、「グッド・インベストメント(よい投資だね)!」と、アメリカ人らしい反応を示した。日本では築25年ほどで家に財産価値はなくなると言うと「Why(なぜ)?」。
アメリカでは古い家にも財産価値がある市場がある。「今よりもいい仕事があれば全米中を引っ越す国では、家は終のすみかではなく、いつでも市場にだせ、少しでもよい値で売れる状態にしておく売り物」とニューヨークの友人は解説する。
アメリカ政府の圧力でアメリカ化される日本−という図式がテレビ番組で語られていた。それなら、今年は日本にも、古い家にチャンスと財産価値がある状況がくることを願い、日曜大工の腕を磨こうではないか。
(評論家)