ただ、縄文人の歯は弥生時代から現代までの日本人と比べて全体に小ぶりで、犬歯と小臼歯が著しく小さい。このため、同時期のアジアにも例がないほどあご骨が後退し、口元が引き締まっていた。「日本列島の中で、縄文以前からの長い時間をかけて独自に形成された可能性もある」と松村准教授。謎の解明には、国内外のさらなる人骨発見が待たれるようだ。(牛島要平)