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人工降雨「1日でダム1つ分」、陸上競技「人類の限界」は近い…「未来史閲覧」を振り返る(下)

2008.1.14 08:15
1932年ロサンゼルス五輪100メートル決勝で6位に入った吉岡隆徳(左端)。「暁の超特急」と呼ばれた1932年ロサンゼルス五輪100メートル決勝で6位に入った吉岡隆徳(左端)。「暁の超特急」と呼ばれた

 雨でも晴れでも自在に…。12年前、“フォッグ・バスター(霧を退治する人)”と称された気象制御研究の第一人者がいた。その彼いわく「一日で小さなダム一つ分の雨を降らせることができる」。で、現実は…。

 そして当時、陸上競技ではハイテクシューズやトラックが登場、筋肉組織まで科学のメスが入り、斬新なトレーニング法の導入もあって、100メートルの人類の限界は「9秒30」「9秒25」。で、こちらの現実は…。

 いずれも平成8年から1年間にわたって産経新聞に連載された通年企画「未来史閲覧」のテーマ。21世紀を4年後に控えた当時、科学技術や社会科学の最先端を取材することで未来の姿を探ろうとしたこの企画は、8年度の新聞協会賞(編集連載企画部門)を受賞した。あれから12年、その予測は果たして…。 “未来の芽”を探しに世界中を駆け回った記者に、思い描いていた未来像と現在の世界について振り返ってもらった。

【第6回】
「だって、研究者の人はあたかもできるように言うわけですよ(笑)」−あすの天気 何にしますか

【第7回】
「より速く、高く、は永遠のテーマ…言い訳に聞こえます?」−ゴール近づく世界記録

【最終回】
「100年後、自分たちの取材結果を検証したい」−「未来史閲覧」総括

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1932年ロサンゼルス五輪100メートル決勝で6位に入った吉岡隆徳(左端)。「暁の超特急」と呼ばれた
ソウルオリンピック陸上男子100メートル決勝 でカール・ルイス(右端)を破って優勝したベン・ジョンソン(中央手前)。後にドーピングが発覚、金メダルをはく奪された
筋肉隆々のビリー・ブランクス(奥)と娘のシェリー=2007年9月22日、パシフィコ横浜
近年では台風による豪雨が河川の氾濫を誘導するケースが増えている
渇水の矢木沢ダム(貯水率15%) =1997年2月5日
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