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ホヤの殻で新素材 高校生がスピーカー用に開発 (1/2ページ)
海産物のホヤの殻からスピーカーの振動板などに使える新素材を作ることに、宮城県立石巻工業高校(同県石巻市)天文物理部が成功した。ホヤの殻は産業廃棄物として捨てられる“厄介もの”。利用が一般化すれば環境問題にも貢献できそうだ。
ホヤの殻の繊維質を木材パルプに混ぜたスピーカー振動板は音響機器メーカーのオンキヨーが既に開発しているが、生徒たちは、殻からプラスチックの一種、ツニシンと呼ばれる成分を約2カ月かけて抽出し、薬品と反応させて柔軟性や弾力性の高いアセチル化ツニシンを作った。
アセチル化ツニシンを円盤状の薄い板に加工し、スピーカーの振動板を試作したところ、市販品に比べて雑音が少ないことが分かったという。アセチル化ツニシンはプラスチック素材のように加工しやすいため、生徒たちは振動板以外の製品の試作も進めている。


