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【朝の詩】2007年7月月間賞
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産経新聞朝刊朝刊1面「朝の詩」の07年7月の月間賞は、会社員、岩藤由美子さん(54)=岡山市=の『夕立』(7月16日掲載)でした。選者の詩人、新川和江さんは、「心の中に時折出来る感情の水たまり。でもそれが、ものを思う時間をつくり、人生を深めてくれるのですね」と話しています。
岩藤さんは作品について「ぼんやりと眺めていた喫茶店の窓越しに突然たたきつけるような夕立。しばらくすると空は晴れ、何事もなかったように人々は大通りをまた歩き出しました。あちこちにできた水たまりだけが、確かに夕立があったという証しのように思えて、心が惹かれました」。
そしていまは「毎日忙しくしています。でも、ふとしたときに内面をみつめて、また創作もしたいと思います」と意欲を見せています。
◇
作品は次の通り。
≪夕立≫
雨が
降ったあと
道の
あちこちに
水たまりが
できるように
私にも
やり過ごせない
感情の
たまる
窪みがある
窪みの
水が
私に
ものを想う
時間を
くれる