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本能寺の証し?…建築現場から3カ所の穴
このニュースのトピックス:歴史・考古学
京都市埋蔵文化財研究所は26日、京都市中京区元本能寺町のマンション建設現場で、建物の柱の土台として大量の石を敷き詰めた穴が見つかったと発表した。近くの別の発掘現場では今夏、「本能寺の変」で焼け落ちた瓦が大量に出土しており、今回の発見は、同寺の敷地内にあった建物としては初めての遺構とみられる。謎に包まれた同寺の実像に迫る発見となりそうだ。
穴は2・4メートル間隔で3カ所あり、直径は約60センチ。柱を立てる「礎石」を支えるため底に石を敷き詰めたとみられ、同研究所は本能寺境内にあった建物と推定している。
「本能寺の変」で焼け落ちた同寺は、場所などが謎に包まれたままだったが、今年7月に「能」の変体字を記した瓦の一部や堀が見つかり、所在地がほぼ確定。しかし、建物の配置などはいまだに分かっていない。今回見つかった穴の並んだ間隔は寺の建造物としては狭く、どのような用途の建物かは不明という。
京都産業大学の鈴木久男教授(歴史考古学)は「場所などから、本能寺に関係する建物であることは間違いなく貴重な発見だが、柱の間が狭く中心的な建物でないだろう。どのような寺であったか、さらに謎が深まった」と話している。
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