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古代魚シーラカンスを解剖 東工大、進化の謎解明へ
このニュースのトピックス:第23回正論大賞
太古の魚の特徴を保ち「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスの解剖が22日、東京工業大(横浜市緑区)で行われた。魚類が海中から陸上への進出を果たした進化の過程を解明する手掛かりが得られるのではないかと期待されている。
解剖されたのは、全長120センチ、体重45キロのタンザニア産の個体で、性別は不明。タンザニア水産学研究所から同大の岡田典弘教授に寄贈された2匹のうちの1匹で、冷凍保存されていた。
解剖はシーラカンスの特徴である前足のように発達したひれを中心に、筋肉や神経、血管などの構造を詳細に調査。DNAを抽出して解析し、分子レベルで進化の系統を探ることも計画されている。
シーラカンスは1938年、南アフリカで初めて見つかった。約3億8000万年前の姿を保っているとされ、魚類が陸に上がり両生類に移行する中間段階とみられているが、詳しい進化の過程は謎のままだ。


