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ノーベル文学賞作家は読まれてる? (1/2ページ)
英国の作家、ドリス・レッシングが選ばれた今年のノーベル文学賞。長年の在庫僅少状態だったレッシング作品の増刷や復刊重版が相次いでいる。外国人作家の作品は、研究者や一部の文学ファンをのぞき、日本ではなじみが薄く、世界観や魅力が理解されにくい。出版社や書店では、ノーベル文学賞を外国文学が読まれる好機ととらえて、売り出しに奔走している。
晶文社は、レッシングの代表作『アフガニスタンの風』を重版した。営業担当の高橋千代さんは「受賞後に書店1店舗あたり20〜40冊の注文が入った。現段階で出荷したうちの半分は売れているようです」と話す。
同社では約20年前に出版したレッシングのデビュー作『草は歌っている』も11月中旬に復刊重版する。高橋さんは「日本人作家のベストセラーのようにはいかないが、注目が集まった今、できるだけ多くの人に関心を持ってもらえるようにしたい。一度、読んでもらえれば、ファンも増えるはず」と期待する。
昨年、同賞を受賞したトルコ人作家、オルハン・パムクの作品を出版している藤原書店では、3年前に『わたしの名は紅』を発売。当時は「だれが読むんだ」と批判されたとか。当初はわずか2000部程度の扱い。しかし、ノーベル文学賞受賞以降は、8000部まで伸びた。
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