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キトラ、天文図の星座初のはぎ取り
文化庁は7日、キトラ古墳(奈良県明日香村)の石室に描かれた天文図(直径65センチ)のうち「天津(てんしん)」と呼ばれる星座や、七夕で知られる星「牽牛(けんぎゆう)」などのはぎ取りに成功したと発表した。
7月に始まった天文図のはぎ取り作業で、星座ごと取り出したのは今回が初めて。同庁は来年度中に、天文図全体をはぎ取ることにしている。
「天津」(縦10センチ、横5センチ)は弓形をした星座で、金箔(きんぱく)で表現された4個の星と、星同士を結ぶ朱線の一部が残っていた。担当者が、ヘラを使って数センチごとに5分割してはぎ取った。
同庁はこれまで、剥落(はくらく)寸前の星や、赤道などを表した朱線の一部を数ミリ〜1センチ大ではぎ取っていた。今後は星座ごとのはぎ取りを順次進めるという。
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