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ノーベル賞の季節、さて5年ぶりの日本人受賞は? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ノーベル賞
今年もノーベル賞の季節がやってきた。自然科学系のトップを切り、医学生理学賞が8日に発表される。物理学と化学を含めた自然科学系の3賞では、関西にゆかりのある研究者の受賞も取りざたされており、周囲の期待は高まっている。平成14年の田中耕一さん、小柴昌俊さん以来となる5年ぶりの日本人の受賞はあるのか−。
■最高の栄誉
科学者や研究者にとって最高の栄誉といわれるノーベル賞。ダイナマイトの発明で知られるアルフレッド・ノーベル(1833〜96)の死後、全財産を基金とし世界初の国際賞として、1901(明治34)年に誕生した。
物理、化学、医学生理学と文学、平和の5部門は創設当初からあるが、経済学賞はスウェーデン銀行設立300周年を記念して1968年に新設。各賞とも約1000万クローナ(約1億5000万円)の賞金が贈られ、同じ賞で複数の受賞者が選ばれた場合は人数分で均等に分配する。
選考機関はスウェーデンの首都、ストックホルムとノルウェーにあり、物理学と化学は王立スウェーデン科学アカデミー、医学生理学はカロリンスカ研究所など各賞ごとに選考は異なる。
選考は各分野の有力な研究者や過去の受賞者らが推薦し、必要に応じて聞き取り調査をすることもある。化学賞を受賞した田中さんも5月ごろに聞き取りを受けたことを認めており、候補者内定の重要な要素の一つといえる。
最後は選考機関の投票で決定する。一連の過程は50年後に公表されるが、調査には相当の金をかけているとされ、「1人の候補者の選考に賞金とほぼ同額の経費をかけている」(ノーベル財団理事)という。