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新女王の独壇場!カナエワ、新体操個人総合で完全優勝
ピンクのレオタードを着た168センチの身体で、最後のリボンはロシア民謡に乗り、フロアを舞った。新体操個人総合決勝はカナエワの独壇場だった。「いい演技をすることに集中した」。難しさ、美しさ、正確さの三拍子そろった充実の演技で、2005年の世界選手権覇者のカプラノワ、昨年の女王のベッソノワをねじ伏せた。
2人に比べると小柄に見える18歳は、6月の欧州選手権で優勝。その実力は本物だった。トップ通過した予選でミスした出だしのロープで、この日は華麗なジャンプと正確な手具操作を見せ、フープやクラブはフィギュアスケートのビールマンスピンのような柔軟性で魅了。全種目1位の完全優勝を成し遂げた。
昨年の世界選手権は、ロシア3番手の扱いを受けて個人総合に出られなかったが、悔しさをバネに今年に入って急成長。審判員の評価も世界の序列も覆した。
前回アテネ五輪金メダルのカバエワから、カナエワの時代が到来したことに「そんなことは考えたことがない。演技を楽しんでいるし、観客に喜んでもらいたい」。新女王は満面の笑みで答えた。(共同)




