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【チェックアイ】GG起用・・・苦しい”台所” 松本匡史氏
このニュースのトピックス:星野ジャパン
ちょっとしたミスが、大きな大会では負けにつながってしまう。三回にG・G・佐藤が何でもないフライを落球する痛恨の失策を犯したのをきっかけに、同点に追いつかれたのが響いた。
準決勝の韓国戦でも2失策のG・G・佐藤は、国際大会が持つ独特な雰囲気に慣れていなかった。この日は気持ちを切り替えられなかったというよりも、「何とかしなければ」という力みが、緊張につながってしまったのだろう。
ミスを引きずった選手を先発で起用しなければならなかったのは、川崎の故障があったからだ。内外野の併用を予定していた右打者の荒木を内野に固定せざるをえなくなった。米国の先発は左腕で、右の外野手はG・G・佐藤しかいなかった。
ただ、日本が勝つならば守りの野球しかなく、そのために豪華な投手陣をそろえていた。この日は最後の試合なので、継投に工夫を凝らしてもよかったのではないか。
勝ち越しを許した五回は、2番手の川上が一死から4番打者に二塁打を浴びた。続く左の5番打者に四球を出し、その後に2点二塁打と2ランで4点を奪われたが、5番打者を迎えたところでワンポイントの左投手を出す選択肢もあった。
メダルを逃した要因には、野球界全体の取り組み方にも問題もある。選手は、ペナントレースを戦いながら五輪に照準を合わせるのは難しい。韓国のようにシーズンを中断するなどの対策を考えるべきだ。この敗戦を、国際大会を戦う上での教訓にしなければならない。(前楽天ヘッドコーチ)

