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強豪ひしめく中、ケニアが五輪初制覇か 男子マラソン展望
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大会最終日を飾る男子マラソンで日本勢は前回アテネ五輪に続く入賞、さらには1992年バルセロナ五輪(森下広一、銀メダル)以来となるメダルに挑む。だが男子は女子以上に層が厚く、難しいレースを強いられる。特に今季はケニア勢が好調で、ケニアが五輪で初めてタイトルを獲得するかもしれない。
日本陸連マラソン副部長の長沼祥吾氏は「女子のレースを見ても、国際大会で実績のある選手が上位に入っていた。男子もそうなるだろう」と、有力候補にケニア勢を挙げる。中でも「レルは勝負強さとスピードを併せ持っており、最有力候補。そのほかガリブ、シャミら国際大会で勝っている選手が力を発揮してくるのではないか」と指摘した。
今季は春の主要大会をケニア勢が席巻した。ロンドン、ロッテルダム、ボストンはいずれもケニア勢が優勝。長距離王国の面目躍如だが、意外にも五輪では優勝者を輩出しておらず、今大会は初の栄冠を勝ち取る好機ともなっている。気になるのはレース展開だが、尾方は「涼しければ記録の出るコース。男子の場合はずっとスローペースでは行かないと思う。1キロごとに上げ下げがあり、気が抜けなくなる」と予想。走力で劣る日本勢としては猛暑など、条件が悪いほど可能性は高まる。長沼氏は「天候にもよるが、後半勝負に持っていければ(日本勢の)入賞以上は見えてくる」とする。(金子昌世)

