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「日本人はいいカモ」…外国人観光客に法外な値で売りさばく北京五輪のダフ屋事情 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:北京・中国事情
「高すぎるよ」。1人の男性が値切ろうとしたが、男は首を縦に振らない。それどころか「買わないのなら他を探す」と強気の姿勢だ。30分後、広東省から来たという女性(56)が当日夜の陸上のチケット2枚を言い値の半額で買った。「中国初の五輪の雰囲気を味わおうと、せっかくここまで来たんだから…」と複雑な表情を浮かべた。
別の輪の中には日本人の姿もあった。新潟県の公務員の男性(36)は、日本対米国の野球のチケット1枚を3200元(約5万1000円)で購入した。「男子ハンマー投げがあった17日の陸上競技は4000元で買った。でもサッカーW杯に比べたら、まだ安い方ですよ」
中国人選手が活躍する競技はどの会場もほぼ満席状態だが、レスリングや柔道など地元ではなじみのない競技では空席も目立った。それでも原価の100倍以上の値段で売買されるケースがあり、ダフ屋の男(47)は「中国で人気はなくても、日本や欧米には高く売れる。特に日本人はカモにしやすく、少々ふっかけても買ってくれる」と笑いが止まらない様子だ。





