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メダル獲れずも「入江は俺らの誇り」 地元の大阪市天王寺区 (1/2ページ)
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楽しみは先にとっておいてやろう−。15日の二百メートル背泳ぎ男子決勝でメダルを逃した入江陵介選手(18)=近大=。地元・大阪市天王寺区ではこの日、同級生や近所の人ら約100人が区民ホールに集まり、“地元のヒーロー”に声援を送った。
大型スクリーンを設置した会場では、「メダルとってね」「気合だ!」などと書かれたうちわを握りしめ、試合の行方を見守った。入江選手が5着でゴールすると、悲鳴が上がった後、割れんばかりの拍手と「入江コール」が起こった。
入江選手の出身校の市立天王寺中に通い、水泳を習っている堀上直哉君(13)は「メダルはだめだったけど、最後までフォームがきれいなままだったし、とても早くてかっこ良かった」。近くの米穀店、内山宏之さん(60)は「少し残念な結果だったけど、陵介にとって初めての五輪。メダルという楽しみは今後にとっておこう」と話した。
末っ子だった入江選手。小学校時代はよく学校で泣かされていたという。天王寺小の同級生だった大学1年の山崎早也香さん(18)は「冗談を言い合っているうちにけんかになり、陵くんが泣き出したことがあった。争いごとが嫌いな性格で他の子のけんかを止めに入ったりした」と振り返る。
幼いころから兄と姉に連れられて、水泳のほか習字とピアノの習い事に通った。特にピアノは中学の卒業式や合唱コンクールで伴奏を任されるほどの腕前。今でも自宅で鍵盤に向かい、ショパンの「子犬のワルツ」などを演奏するという。



