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【清水満の気ままに五輪】(30)“連覇”の北島康介に王貞治、そしてイチロー…超一流の共通点とは? (1/2ページ)

2008.8.11 18:44
このニュースのトピックス世界新記録
男子100メートル平泳ぎで優勝し、金メダルを手に笑顔の北島康介選手(中央)。右は銀のダーレオーエン、左は銅のデュボス=国家水泳センター(共同)男子100メートル平泳ぎで優勝し、金メダルを手に笑顔の北島康介選手(中央)。右は銀のダーレオーエン、左は銅のデュボス=国家水泳センター(共同)

 北島康介は言葉にならない。涙声でしかなかった。金メダルの重圧ではなく、“連覇”という偉業がいかに大変か、だからこそ北島は言葉を出すことができなかったのだろう。

 「…すいません。…何も言えない…」

 それで十分である。しつこくアナウンサーが聞く。涙をタオルでぬぐった。ひと呼吸おいて「アテネよりチョー、うれしい」と“らしく”言ったつもりが、かえって“らしくなかった”。北島の達成感、計り知れないものを感じた。

 かつて何かで読んだことがある。

 「金メダルは幸運だけでは絶対に手に入らない。“意志”が必要なんです。強い意志が…」と。世界記録保持者はブレンダン・ハンセンで、アテネの1カ月前に出していたが、「ハンセンには“記録保持者というプレッシャー”が見えた」と北島はその時、話していた。王者ゆえの苦しみを感じていた。挑戦者の北島は、本来は後半50メートルでの追い込みだが、前半25メートルでハンセンに食らいつき、彼のペースを乱す。そして勝った。

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男子100メートル平泳ぎで優勝し、金メダルを手に笑顔の北島康介選手(中央)。右は銀のダーレオーエン、左は銅のデュボス=国家水泳センター(共同)
レイズ戦の1回、中前打を放つマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)
一本足打法を極めた王貞治(1978年4月)
男子百メートル平泳ぎ決勝で世界新記録をたたき出し、優勝を決めた北島康介=北京市の国家水泳センター(ロイター)
笑顔で会見するイチロー=ニューヨーク市内 (撮影、斎藤浩一) 
男子百メートル平泳ぎ決勝 58秒91の世界新記録で優勝した北島康介=国家水泳センター(共同)
王貞治監督
男子百メートル平泳ぎ決勝で世界新記録をたたき出し、優勝を決めた北島康介(浜坂達朗撮影)
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