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【日本の星(12)】こだわる美しい演技 体操・冨田洋之 (1/2ページ)

2008.8.1 16:00
このニュースのトピックス日本の星
2大会連続のメダルが期待される冨田洋之2大会連続のメダルが期待される冨田洋之

 納得のいく演技ができれば、結果はおのずとついてくる。冨田洋之の一貫した姿勢だ。男子体操チームの主将を担う北京でも「(メダルを意識するより)チームとしても、自分としても、大きな失敗なく終われたら納得できるだろうし、達成感もあると思う」。目指す体操への思いはブレることはない。

 「技だけをやるのではサーカス。6種目を美しくできて初めて体操」と語る冨田にとって、2006年から導入された新採点方式は歓迎すべきものではなかった。演技の難しさを示す演技価値点と、出来栄えを反映する演技実施点の合計方式となり、より多く技を盛り込まなくてはならなくなった。

 技の数が増えることで体力的な負担は増加。そして「美しさ」より技を盛り込むことを優先せざるを得ない状況も生まれた。冨田は、ひざやつま先まで意識した美しい演技が持ち味であり、それこそが目指す体操。それだけに、じくじたる思いもあったろう。

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2大会連続のメダルが期待される冨田洋之
あん馬予選で演技する冨田洋之(AP)
床運動で予選1位となり、決勝に進んだ沖口誠(AP)
アテネ五輪時に平行棒でレベルの高さを見せつけた冨田洋之
体操男子団体は日本が逆転で優勝。28年ぶりの金メダルを獲得した(左から)米田功、水鳥寿思、中野大輔、冨田洋之、鹿島丈博、塚原直也

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