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【114の金物語】(70)バレーボール女子 日本
このニュースのトピックス:北京・美女事情
□1976年モントリオール大会
■「新・東洋の魔女」宿敵撃破
メキシコ、ミュンヘン大会とソ連に金メダルをさらわれた日本女子バレーが、東京大会以来12年ぶりに女王の座を奪還した。
速攻と粘り強いレシーブで戦いを進めた日本は、拾って強打という単純な戦法のソ連を圧倒。第1セットからエース白井貴子が「ひかり攻撃」、センター前田悦智子が「稲妻おろし」の得意技を炸裂(さくれつ)させた。第2セットも軽く勝ち、第3セットには10−0まで連続得点。セットカウント3−0の圧勝だった。
指導法は東京五輪当時のスパルタ式から脱却していた。山田重雄監督は説得力ある言葉で、繊細な女子選手の心を尊重しながら鍛えた。さらにデータを重視した戦略、科学的なトレーニング法を導入、ソ連に関するデータは2万ページに及んだ。
人呼んで「新・東洋の魔女」。山田監督は「ソ連は研究し尽くした。(1974年の)世界選手権まではソ連に追い付くのが目標だったが、今はリードしている」と胸を張った。新たな魔女たちが勝つべくして勝った大会だった。

