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【奥運(オリンピック).com】(23)世の中にうまい話はない〜多発する五輪詐欺 (1/2ページ)

2008.7.22 11:55
このニュースのトピックステロ・事件
オリンピック宝くじに熱中する市民ら。一攫千金を狙う気持ちが詐欺師に利用されている=14日、北京市内の宝くじ売場 (撮影・浜坂達朗)オリンピック宝くじに熱中する市民ら。一攫千金を狙う気持ちが詐欺師に利用されている=14日、北京市内の宝くじ売場 (撮影・浜坂達朗)

 北京五輪の開幕が近づき、中国当局は無差別テロや突発事件の防止に全力をあげ、取り締まりを強化している。7月になってから北京市内には私服警察官の姿が急増、出稼ぎ労働者の多くは故郷に戻され、街は静かになった。中国紙を読む限りでは、市内の泥棒や強盗事件のニュースは確かに減少している。一方で、五輪がらみの詐欺事件についていえば、逆に増えているような気がする。

 五輪チケットや記念グッズの販売に絡む事件が一番多く、なかなか巧妙な手口の詐欺もある。先日、黒竜江省の大慶市で、「五輪組織委員会のスタッフ」と名乗る男が逮捕された。「五輪の記録映画などに出演する笑顔のかわいい子供を募集する」との広告を地元の新聞などに掲載し、応募してきた約200の家族からおよそ4万元(約60万円)の申し込み料をだまし取った疑いがもたれている。

 1人っ子政策を実施している中国では、各家庭で子供が「小皇帝」と称されるほど大事にされており、わが子にすてきな五輪の思い出をプレゼントしたいという親心が利用されたわけだ。「子供の笑顔」を犯罪に利用しようとは、よく思いついたものだ。

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オリンピック宝くじに熱中する市民ら。一攫千金を狙う気持ちが詐欺師に利用されている=14日、北京市内の宝くじ売場 (撮影・浜坂達朗)
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