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「元日本代表 青山綾里記者の五輪」(上)いつものように泳げば出た記録 夢舞台は一瞬の出来事だった (2/3ページ)
このニュースのトピックス:青山綾里の目
中学に進むとすぐ親元を離れ、大阪のスイミングスクールの寮に入った。ここは、全国大会などの成績で認められた各地のトップ選手が集まる強化合宿所。中1から高3までの女子20人ほどで共同生活を送る。
水泳だけでなく、掃除・洗濯といった身の回りのほか、寮での規則や礼儀作法など上級生からも多くの指導を受けた。
練習後に疲れた体で寮に戻ると、「お風呂が沸いていない」「食堂や部屋が汚れている」などと先輩に怒られることもしばしば。家族と離れたホームシックに耐えつつ、日々の練習と私生活でも厳しい環境だったが、隣にはいつも、世界一を目指して競い励まし合う仲間がいた。だから頑張れた。
入寮後、週に1回の休みのほかは、学校を挟んだ朝と夜に計1万メートル以上を泳ぎ込む。信頼できるコーチにめぐり会えたこともあって試合に出場すればベスト記録を更新し、中2で100メートルバタフライの日本記録を達成した。
その勢いのまま翌年春に迎えた日本選手権兼オリンピック代表選考会では、当時世界ランキング1位の58秒83で優勝し、五輪切符を手にした。













