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【奧運(オリンピック).com】(4)化粧整え「4害駆除」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:奥運(オリンピック).com
五輪開幕を8月8日に控え、北京では今、大会に参加する外国人選手や、期間中50万人と見込まれる外国人観光客を迎えるために、さまざまな“掃除”が進められている。
北京市政府は2005年、一大プロジェクトをスタートさせた。4億元(約60億円)を投じた3年計画とは何か? 中国国営新華社通信が報じたドイツ人技師の嘆きの声を読めば、一目瞭然(りょうぜん)だろう。
「深く息を吸い込んでダッシュで入り、息を止め、下を見ないように顔を上げて、そして息を吸うためにまたダッシュで出てこなければいけない。それも30秒以内に」
北京市政府が改善に躍起になっているのは、そう、悪名高き「公衆トイレ」である。毎年1000カ所のペースで公衆トイレの新築、改装を進めた。今では5333カ所の水洗トイレがあるといい、新華社通信は「五輪が近づき、北京のトイレの恐怖は洗い流された」と表現している。
だが、それだけでは不十分。清潔度を保つ工夫が必要だった。北京市は、トイレ清掃の専門技術や五輪に関する知識、英語などの研修を積んだ清掃員8000人を投入。それぞれに担当の公衆トイレをもたせた。清掃の状況を毎週検査し、結果がウェブサイトで発表される。出来によって収入が増減されるというから手が抜けない。
このように、「食の安全」も含めた衛生状況の改善は、北京市が抱える重要な課題である。6月下旬には新たに、五輪メーン会場の国会体育場(愛称・鳥の巣)や水泳会場の国家水泳センター(同・ウオーターキューブ)の周囲で、「4害」の駆除作戦を開始したという。
中国で「4害」といえば、毛沢東の号令で1958年2月から始まった伝染病を媒介するハエ、蚊、ネズミと、農作物を食い荒らすスズメの大量捕獲作戦が思い浮かぶ。








