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水着メーカーも戦い熾烈 タイム短縮へ新製品 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:世界の怪物
北京五輪でメダル量産が期待される競泳の水着をめぐり、メーカー各社がしのぎを削っている。15日に代表選考会となる日本選手権が開幕するが、五輪はスポーツ用品メーカーにとっても、4年に1度の戦いの場。各メーカーとも、新製品を打ち出し、ブランド価値の向上を目指して“水面下”で競っている。(橋本謙太郎)
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【傾向の変化】2000年以降、水着開発は、表面の摩擦をいかに減らすかに焦点が当てられてきた。その代表として知れ渡ったのが、サメの皮膚構造を参考に、1・5ミリの突起群をつけて水の抵抗を減らす「サメ肌」水着だった。
だが、05年に国際水連(FINA)が、水着に突起物を施す表面加工を禁止したため、北京五輪に向けての水着開発の主流は「水中姿勢の維持」に移行した。五輪8冠を目指すマイケル・フェルプス(米国)が着る英スピード社も、水中姿勢の保ちやすさが特徴の一つになっている。
柴田亜衣(チームアリーナ)らが着用するデサントは「体幹保持」を、中村礼子(東京SC)らが着るアシックスは「骨盤の安定」を開発コンセプトに掲げるが、いずれも体の特定部位を締めつけることで、最も流水抵抗が少ない姿勢を保つことに重点をおく。
【独自の戦い】これに対し、独自のアプローチを試みるのが、昨年5月にスピード社とのライセンス契約を解除し、42年ぶりに独自の商品開発に乗り出したミズノ。
これまでの水着が、流水抵抗を減らすために、撥水(はっすい)性の素材が使われてきたのに対し、同社は最速で泳ぐ魚の「カジキマグロ」に着目。魚が体を覆うぬめりで摩擦を減らすように、二酸化ケイ素を使った特殊素材で、水にぬらすとジェル状になる水着を開発した。日本のエース、北島康介(日本コカ・コーラ)らを起用し、大々的に売り出す構えだ。


