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日本無念「出場」逃す 戦術を貫徹できず バスケットボール五輪女子最終予選 (1/2ページ)
【マドリード=共同】バスケットボールの北京五輪女子世界最終予選第5日は14日、マドリードで残り1枠の出場権を4チームで争うトーナメント戦の決定予備戦を行い、日本はキューバに58−66で屈し、2大会連続の五輪出場を逃した。
日本はキューバにリバウンドから連続攻撃を許し、第3クオーター終盤に18点の大差をつけられた。相沢(シャンソン化粧品)の投入で流れを変え、試合残り約3分で58−59まで迫ったがミスで勝機を手放した。
日本の団体球技の予選はすべて終わり、北京行きを決めたのはソフトボール、ホッケー女子、サッカー男女、野球、バレーボール男女の7チームで、過去最多だったアテネ五輪と同数となった。
◇
▽五輪代表決定予備戦
キューバ 66 21−18 58 日本
16−8
16−17
13−15
◇
1点差まで迫り、これからが勝負という約3分間に日本の得点は止まったままだった。北京五輪への道は閉ざされ、司令塔の大神はタオルで顔を覆い「チームの基本が確立できていなかった」と肩を小刻みに震わせた。
守備の連係が崩れて失点し、次は山田がリバウンドを奪取しても大神が慌ててボールを落とした。反則にシュートミスも重なり、キューバに簡単に逃げ切られた。
内海知秀監督は屈強な海外勢と戦い「予想以上に息切れした」と指摘したが、問題はそれまでの過程だ。勝ち抜くために知恵を絞ったはずの戦術を貫徹できず、中途半端なまま。矢野良は「寄せ集めだからこそ組織で活路を探さなきゃいけない。日本の良さが出せなかった」と悔やんだ。
アジアで中国と韓国に阻まれ、今回は台頭の著しい欧州勢に屈した。十分に対抗できる力は示し、強化の方向性は間違っていないが「もっともっと、緻密(ちみつ)さを求める必要がある」と内海監督。突き付けられた課題をロンドン五輪までの4年間でどう消化するか。

