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新たに5人原爆症認定 横浜、熊本で勝訴
このニュースのトピックス:民事訴訟
原爆症認定申請を厚生労働省に却下された神奈川県内在住の被爆者13人(1人死亡)が、国に処分取り消しと1人300万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が30日、横浜地裁であった。北沢章功裁判長は、国が昨年4月に審査基準を緩和した後も申請を却下された5人のうち4人を原爆症と認定した。国家賠償は原告全員について請求を棄却した。
北沢裁判長は判決理由で、未認定の4人の疾病が放射線によるものと認定。「放射線の影響などを過小評価する危険がある」と旧審査基準を批判し、認定については「原告らの個別事情を慎重に検討すべきだ」と指摘した。
また、熊本県の男性2人が処分取り消しを求めた熊本訴訟第1陣の控訴審判決で、福岡高裁は同日、請求棄却の一審熊本地裁判決を取り消し、C型肝硬変で西村孝一さん(83)を原爆症と認めた。もう1人の本山俊明さん(74)の控訴は棄却した。この2人を含む被爆者21人の国家賠償請求は一審判決に続いて退けた。
集団訴訟の判決は国が19回続けて敗訴しており20、21回目となる。

