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【8人殺傷 遺族語る(1)】「被告は死刑になったら終わりだが、遺族には終わりがない」 (1/3ページ)
《茨城県土浦市で昨年3月、通行人ら8人が殺傷された事件などで殺人と殺人未遂などの罪に問われた金川真大(まさひろ)被告(25)に対する第5回公判が3日午後1時半、水戸地裁(鈴嶋晋一裁判長)210号法廷で開廷した。JR常磐線荒川沖駅構内で金川被告に刺されて亡くなった会社員、山上高広さん=当時(27)=の父親、明雄さんが意見陳述を行ったほか、土浦市内の自宅で刺殺された無職、三浦芳一さん=当時(72)=の遺族ら3人の意見陳述書が読み上げられた》
《6月19日の前回公判では、検察側の証人として、捜査段階で金川被告の精神鑑定を行った筑波大の佐藤親次准教授に対する尋問が行われた。佐藤准教授は金川被告を「自己愛性人格障害がある」としながらも、「刑事責任能力はある」と断言。「統合失調症の初期の特徴がみられる」として情状面に訴えたい弁護側との激しいせめぎ合いが続いた》
《金川被告は4カ月に渡る精神鑑定の過程で13回、問診を受けた佐藤准教授に対し、一定の信頼感や安心感を持っている様子がうかがわれた。佐藤准教授は検察官や弁護人からの尋問に受け答える合間、頻繁に金川被告の方に顔を向け、金川被告も笑顔を見せる場面が何度もみられたのだ。6月3日に行われた第2回公判で、実の父親が弁護側の証人として証言台に立った際の無関心な様子とは対照的な印象だった。法廷で被害者遺族と相対する金川被告はどのような表情を見せるのだろうか》
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