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【どうなる、どうする裁判員制度】(2)「宙(そら)の会」幹事 入江杏さん 被害者遺族にも寄り添って (2/2ページ)
このニュースのトピックス:裁判員制度
また、裁判員裁判では、被害者遺族にも寄り添ってほしい。昨年からはじまった被害者参加制度で法廷に被害者遺族が感情を持ち込んだ場合、裁判員の人たちはそれに応えて厳罰化となるのか、むしろバランス感覚が働いて、感情に引きずられないようにとなるか、それはわかりません。
その問題とは別に、被害者遺族には真実を知る「解決」と、傷つきやすくなった心身を元に戻す「回復」が必要で、そのために法廷で真実と向き合うことは切り離せません。その向き合い方が本当の回復につながるような裁判とは何か−についても考えていただけたらいい。
それは被害者遺族のためだけではありません。大きな事件の発生で傷つきやすく、不安定になる社会全体のためでもあるのです。(談)
◇
入江杏
平成12年の世田谷一家4人殺害事件で妹の宮沢泰子さん=当時(41)=を亡くす。創作絵本読み聞かせなど、大切な人を失い、悲しみの中で生きる人を支えるグリーフケア活動を展開。公訴時効撤廃を求める「宙(そら)の会」幹事も務める。51歳。
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