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【奈良・供述調書漏洩】草薙さん「崎浜先生の利益に、と情報源を秘匿」 (1/3ページ)
奈良地裁で14日開かれた医師宅放火殺人の供述調書漏洩事件の公判で、草薙厚子さんに対する尋問の主なやりとりは次の通り。
《草薙さんは上下黒のパンツスーツ姿。証人としての宣誓の際、宣誓書を持つ手が小刻みに震えていた》
検察官「『僕はパパを殺すことに決めた』を出版するにあたり、少年の供述調書を入手したのか」
草薙さん「はい。コピーを入手した」
検察官「だれから入手したのか」
草薙さん「今まで情報源を秘匿してきた。悩んだが、事実関係を明らかにすることが崎浜先生の利益になると考えた。情報源は崎浜先生です。(被告席を向いて)崎浜先生、申し訳ありません」
検察官「何のために秘匿しようとしたのか」
草薙さん「ひとつはジャーナリストとしての生命線だから。もうひとつは崎浜先生の真意が分からなかったから」
検察官「どこで見せてもらったのか」
草薙さん「崎浜先生の自宅。私のほかに週刊現代の記者、カメラマン、編集者と4人で訪ねた」
検察官「そのとき被告は自宅にいたか」
草薙さん「はい。その後出勤されたので、その間に捜査資料を見せてもらった。調書はカメラマンがカメラで接写した」
検察官「撮影するのはコピーと同じことだと思うが、承諾は得たのか」
草薙さん「メモしていいとは言われていた」
検察官「コピーしてはいけないと言われていたのではないか」
草薙さん「崎浜先生はコピーは電車に忘れたりするという話をしていたので、置き忘れないようにすればいいと思っていた」
検察官「捜査資料はプライバシー上、むやみに見せるものではないが」
草薙さん「調書は公文書と思っている。重大事件であれば国民に知らせるべきだ」
検察官「撮影の事後報告もしなかったのか」
草薙さん「私が撮影したわけではないので、そういう意識はなかった」
検察官「著書に調書を引用したのはなぜか」
草薙さん「編集部と、より事実に近いものを読者に提供するにはその方がいいという話になった」