MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース: 事件 犯罪・疑惑事故・災害裁判写真RSS feed

【法廷から】弁償する気持ちゼロ あきれた振り込め詐欺の「出し子」 (1/4ページ)

2008.12.27 11:16
このニュースのトピックス法廷から

 警察当局などによる警戒の強化にもかかわらず、被害が絶えない振り込め詐欺。振り込まれた現金の引き出し役である「出し子」をしていた無職の男性被告(20)は、罪を認めつつも、最後まで「申し訳ない」という謝罪の言葉は口にしなかった。

 他人名義のキャッシュカードを使って、ATMから現金約860万円を引き出したとして、窃盗の罪に問われた被告の初公判を26日、東京地裁で傍聴した。

 まだ顔に幼さの残る被告は、緊張のせいかほおを紅潮させながら開廷時間を待っていた。そのあどけない表情を見る限り、この被告が罪を犯したようには、とても思えなかった。

 検察側の冒頭陳述によると、パチスロ店で働いていた被告は5月、客から「仕事を手伝ってくれないか」と声を掛けられたという。

 数日後、その客から「仕事は銀行に行って、お金を引き出すこと」であり、「帽子とサングラスで顔を見られないように」と言われた被告は、「この仕事は悪いことだ」と悟ったものの、「楽にお金を稼ぎたい」という気持ちを抑えることができず、仕事を引き受けたという。

 振り込め詐欺の被害夫婦は、夫婦の息子になりすました共犯の男からの電話にだまされ、計5回に渡り約860万円を振り込んだという。被告は「出し子」として、約1カ月の間にその金を17回にわたって引き出していた。だが報酬は1回、わずか1万円だった。罪状認否で、被告は「間違いありません」と罪を認めた。

 情状証人として証言台に立ったのは、被告の父親だった。父親が営むコンサルティング会社の経営は厳しく、今年を乗り切れるかどうか不安な毎日を送っているという。そのせいか、父親の顔はとてもやつれてみえた。

[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。