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【総連事件公判(2)】「認めれば自殺すると妻に言われた」と緒方被告、検事が証言(14:15〜14:35) (4/4ページ)
《こうした一連の言動から、A検事は緒方被告の“意図”を読み取ったと主張する》
A検事「(緒方被告は)公判で『満井の供述内容を押しつけられた』と(詐欺を否定するようなことを)言うと思いました」
《家族と弁護人の説得を理由に、調書への署名を拒み続けていた緒方被告だが、8月5日、ついに詐欺を認める調書に署名をする。検察官はこのときのやり取りについても質問した》
検察官「この日、あなたは緒方被告を説得しようと考えていましたか?」
A検事「はい。緒方被告は『家族が説得できないと調書作成には応じられない』と話していました。そこで『あなたもいろいろ言い分はあるかもしれない。しかし、それは正直に話をした上で言うことではないですか。あなたの娘さんも、謝罪すべきところは謝罪してくださいと言っているじゃないですか』と話しました」
《A検事は、長女が緒方被告の携帯電話に送ったメールの文面を印刷し、緒方被告に渡したという》
A検事「緒方被告は10分か15分くらい、それをじっと見ていました。私は『よく考えてくださいね』と言い、昼食の時間にしました」
検察官「昼食後の緒方被告の様子はどうでしたか?」
A検事「『事実を正直に言おうと思うが、調書作成には応じられない。弁護人から、私が詐欺を認めれば全員辞任するといわれたし、詐欺を認めた場合は妻も自殺すると言っている、といわれた』ということでした」
検察官「あなたはどうしましたか?」
A検事「『調書に応じるかどうかはあなたの決断することではないですか』と言いました。緒方被告はしばらく考え『分かりました』と言いました」
検察官「そのときの表情は?」
A検事「決心した表情でした」
《こうしたA検事の証言を、緒方被告は身を乗り出すようにして、聞き入っていた》
=(3)に続く
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