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【検察の冒頭陳述】(1)元女優「暴力がコミュニケーションみたいなもの」と知人に告白 (1/3ページ)
事件の概要
被告人が交際中の被害者(当時53歳)と自宅マンション内に2人りきりでいた際、被害者の背中を果物ナイフで突き刺し、被害者を死亡させた傷害致死事件です。
○被告人は被害者と10年以上前に知り合い、交際を続けていました。
○被告人は、性嗜好障害のサドマゾヒズム、いわゆるSM嗜好があり、以前から被害者との間でお互いに殴る蹴るなどの暴力を振るって性的興奮を高めた後、性行為に及ぶといったSMプレーを行っていました。被告人は知人に対し、被害者との間の暴力がコミュニケーションみたいなものだと話していました。
○犯行前日の平成20年1月25日夜、被告人は、東横線自由が丘駅で被害者と待ち合わせ、2人でアルコール類や食料品を購入するなどした後、午後9時13分ごろ被告人宅に帰宅しました。
○被告人と被害者は、翌26日午前0時13分ごろ、2人で外出し、アルコール類や食料品を購入した後、午前0時43分ごろ被告人宅に帰宅しました。
○被害者は午前4時45分ごろ、1人で被告人宅を出てコンビニエンスストアに行き、アルコール類を購入して午前5時ごろ被告人宅に帰宅しました。
○被害者が午前4時45分ごろに外出する前か午前5時ごろに帰宅した後、被告人は自室内で、被害者から暴行を受け顔面、両腕、両足等に傷害を負いました。その際、被害者も被告人から暴行を受け、顔面擦過傷等の傷害を負いました。
○被害者が午前5時ごろに帰宅した後、被告人は自室内にあった果物ナイフで被害者が着ていたジャンパーの上から被害者の背中を1回突き刺しました。
○被告人は午前6時40分ごろ、被告人宅から119番通報し、午前6時46分ごろに駆けつけた救急隊員が被害者を搬送しました。
○被害者は午前7時57分ごろ、搬送先の昭和大学病院で死亡が確認されました。
○被害者の死因は左背部刺切創による肺損傷に起因する失血性ショック。
以上の事実をいかなる証拠で立証するかにつき、以下争点を中心に脱明します。
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