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【法廷から】「言葉軽すぎ」 裁判官をキレさせた薬物所持の男 (2/3ページ)

2008.11.6 14:46
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 検察官「被告が薬物をやっている兆候は?」

 妻「家に帰ってこない、夜寝ない、水をたくさん飲む、ごはんを全く食べない、目つきがおかしくなるなどの兆候がありました」

 検察官「被告に問いつめる努力はしました?」

 妻「『こういうことは、しちゃいけないことだから、やってるんだったら、教えてほしい』と言いました」

 検察官「自分では、厳しめに言ったつもり?」

 妻「はい」

 裁判官「ご主人について、どう思ってるの? 子供の1歳の誕生日のときも、家にいなかったわけでしょ? とんでもないですよね?」 

 妻「はい…」

 裁判官「はっきり言って、ダメダメな状態なんですよ。あなたがしっかり見てないと、またやりますよ!」

 よほど頼りなく感じたのか、思わず口をはさんだ裁判官は、大声で吐き捨てるように言った。それまで毅然(きぜん)とした態度で質問に答えていた妻は、ハンカチを目元にあてて、涙をぬぐい始めた。

 被告は、以前にも大麻取締法違反の罪で有罪判決を受けており、薬物への依存性が見られることから、その後続いた被告人質問は、さらに厳しいものとなった。

 弁護人「また薬物にかかわったのは、いつから?」

 被告「去年の暮れあたりから…」

 弁護人「どうしてかかわったの?」

 被告「まあ、病気のこともありましたし、ムシャクシャして。気を紛らわせたかった」

 弁護人の提出した診断書によると、被告は、脳腫瘍(しゅよう)と白内障を患っているという。薬物を使用した理由を、「病気のストレスを紛らわせるためだった」と主張した。

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