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【防衛汚職】実刑判決に天を仰ぐ守屋被告
このニュースのトピックス:汚職・政治家疑惑
「懲役2年6月に処する」。東京地裁の植村稔裁判長から実刑判決を告げられた前防衛事務次官の守屋武昌被告(64)。天を仰ぎ続ける姿には、絶大な権力を振るい、「防衛省のドン」と言わしめたころの面影はなかった。
5日午前10時、守屋被告は黒っぽいスーツに白いシャツ、こげ茶色のネクタイ姿で104号法廷に入った。裁判長に深々と一礼したあと、証言台の前に「山田洋行」元専務、宮崎元伸被告(70)らと一列に並んだ守屋被告は、1人だけ両手で握りこぶしをつくり、口は真一文字。判決が読み上げられた約40分間、沈痛な表情を浮かべた。
今年4月の初公判から半年あまり。公判では、守屋被告が官房長だったころに防衛庁長官を務め、「弟のようにかわいがった」と話す野呂田芳成衆院議員が後見人につき、監督していくことを明言した。弁護人によると、今年1月の保釈後は自宅で謹慎する日々を送ってきたという。
ゴルフ接待にも同行してブランド品なども要求、「おねだり妻」と呼ばれた妻=収賄容疑で逮捕、不起訴=は体調を崩しているといわれ、夫に実刑判決を言い渡したこの日の法廷に姿を見せることはなかった。
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