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刑務所の職業訓練様変わり、人気職種の資格取得へバックアップ 法務省 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:建築・住宅
セラピストにエステティシャン、スポーツインストラクター…。刑務所で実施されている受刑者への職業訓練が様変わりしつつある。従来は溶接など肉体労働が主流だったが、法務省が最新の雇用情勢を分析し、需要の高い「人気職種」の資格を取得させる方向にも力を入れ始めたからだ。特に民間会社が運営に加わる刑務所では、ユニークな科目が次々と新設されている。出所後の就職先を安定させて再犯率を下げる狙いを秘めたこの作戦、果たして成果は…?
「骨盤のゆがみを感じ取って。必要最小限の力で押すように」
今年夏の昼下がり。初犯の受刑者を収容する「播磨社会復帰促進センター」(兵庫県加古川市)の研修室で白衣姿の講師の声が飛んだ。受刑者39人が「推拿(すいな)セラピー」の実習に取り組んでいた。
推拿とは鍼灸(しんきゅう)、漢方と並ぶ中国三大療法の一つで、骨格のゆがみを取り除き、患者の自然治癒力を高めるマッサージ。近年の「癒しブーム」を背景に同センターが今春、全国で初めて導入した。週4日、半年間の訓練で民間資格が得られるという。
講師が骨格標本を手に施術方法を説明。受刑者は2人1組になり、ベッドに横たわった相手の骨盤のゆがみを両手で確認していく。表情は真剣そのものだ。40代の受刑者は「体が弱く、出所後も肉体労働は無理。これなら再就職の際に選択肢が広がる」と話した。
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