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【防衛省汚職】野呂田元長官「立ち直って」 守屋被告の目に涙
このニュースのトピックス:刑事裁判
防衛装備品調達をめぐる汚職事件で、収賄と議院証言法違反(偽証)の罪に問われた前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)の公判が18日、東京地裁(植村稔裁判長)で開かれた。野呂田芳成・元防衛庁(現防衛省)長官が弁護側証人として出廷し、「今でも事件は信じられない。(守屋被告は)日本の防衛を熟知しており、退官後も防衛問題に取り組んでもらいたかったが、大変残念」と述べた。
野呂田氏が長官だった平成10〜11年、守屋被告は官房長を務めていた。11年に、能登半島沖で北朝鮮の不審船の領海侵犯を受け、海上警備行動が発令された際、「守屋君が的確に行動してくれたので、スムーズにできた」と振り返った。
その上で「弟のようにかわいがってきた。立ち直ってもらうためにも、私が後見人になって指導監督していきたい」と述べると、守屋被告は被告人席で涙をぬぐっていた。
9月5日に開かれる次回公判では、検察側の論告求刑が行われる予定。
これまでの公判で、守屋被告は、「高級官僚の私が省内やメーカーに意向を話すだけで、(山田洋行元専務、宮崎元伸被告=70=の)営業活動に有利になり、便宜に当たると認識している」と供述し、起訴事実を認めている。


