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B型肝炎訴訟で初弁論 札幌地裁、国は争う姿勢
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乳幼児期の集団予防接種の注射器使い回しでB型肝炎ウイルスに感染したとして、北海道に住んでいた30〜64歳の患者14人が国に計約5億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、札幌地裁(中山幾次郎裁判長)で開かれ、国側は請求棄却を求めた。
B型肝炎訴訟をめぐっては、平成18年6月に最高裁が注射器の連続使用を放置した国の責任を認め、札幌市の患者ら原告5人の勝訴が確定。一方、患者の救済は進まず、全国4地裁で集団提訴が行われた。原告の代理人弁護士によると、一連の訴訟で弁論が開かれるのは初めて。
国側は答弁書で「最高裁判決の前提は、15年4月に結審した札幌高裁までに主張された事実だが、その後の研究では父親との接触で感染する例が増えている」などと反論。弁論では、札幌市の会社員、清本太一さん(31)が意見陳述し、「昨年末に肝硬変と診断され、子供の学資保険を組むのも難しい」と窮状を訴えた。

