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母親刺殺の男に懲役10年 「大麻で心神喪失」認めず
このニュースのトピックス:刑事裁判
大麻を吸引後に母親を刺殺したとして、殺人罪に問われた無職、本木健人被告(24)に対し、さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)は16日、求刑通り懲役10年の判決を言い渡した。
弁護側は「大麻吸引による影響で心神喪失状態だった」と無罪を主張したが、中谷裁判長は「犯行の大部分を認識、記憶しており、責任能力を失うほど著しい意識障害はなかった」と指摘した。
判決によると、本木被告は昨年3月19日午後11時45分ごろ、埼玉県川口市の自宅で大麻を吸引後、母親=当時(48)=の首などを包丁で刺して殺害した。
さいたま地検は昨年8月、本木被告が心神喪失状態だったとして不起訴処分にし、心神喪失者医療観察法に基づき、地裁に審判を申し立てた。地裁が心神耗弱の決定をしたため、地検は再捜査、刑事責任能力を問えると判断し起訴した。